| 価格 | ¥916,290 (税込) |
|---|---|
| ストア | ORANGE TOOL TOKIWA |
- クリーンルーム用パスボックスの基本機能と特徴がわかる
- 設置や運用時の注意点や仕様について詳しく理解できる
- 導入を検討する際に役立つFAQで疑問を解消できる
パスボックスとは?基本的な役割と重要性
パスボックスは、クリーンルームや無菌環境での物品の受け渡しを安全かつ効率的に行うための装置です。クリーンルームの外部と内部を隔てることで、外気の流入を防ぎ、室内の清浄度を保つ役割を果たしています。特に医薬品製造や電子部品の組み立てなど、厳しい環境管理が求められる現場では欠かせない設備です。
この装置の最大の特徴は、両側に設置されたドアが同時に開かないように設計されている点です。これにより、外部の汚染空気がクリーンルームに侵入するリスクを大幅に減らせます。さらに、パスボックスを使うことで、作業員が頻繁に出入りする必要がなくなり、作業効率の向上にもつながります。
また、パスボックスは単なる物品の受け渡し装置ではなく、クリーンルームの品質管理の一環としても重要視されています。適切なパスボックスの導入は、製品の品質維持や作業環境の安全確保に直結するため、導入前にその機能や仕様をしっかり理解しておくことが大切です。
このように、パスボックスはクリーンルームの環境維持に欠かせない装置であり、その基本的な役割と重要性を知ることは、導入を検討する際の第一歩となります。
インターロック機構の仕組みとメリット
パスボックスの中でも特に注目すべき機能がインターロック機構です。これは、片側のドアが開いている間は反対側のドアが開かないように制御する安全装置のことを指します。この機構により、クリーンルーム内に外部の空気が流入するのを防ぎ、清浄な環境を維持できます。
インターロック機構は機械式のものが多く、シンプルながらも確実に動作するのが特徴です。例えば、外部から物品をパスボックスに入れてドアを閉めると、内部のドアが開く仕組みになっています。これにより、同時に両側のドアが開くことが物理的に不可能となり、空気の流れをコントロールできます。
この仕組みのメリットは以下の通りです。
- クリーンルームの汚染リスクを低減できる
- 作業者の操作ミスによる環境破壊を防止
- 安全性の向上で安心して使用可能
また、インターロック機構が付いていることで、外部と内部の空気の混入を物理的に防ぐため、クリーンルームの環境基準を維持しやすくなります。これにより、製造工程の品質管理にも大きく貢献します。
このように、インターロック機構はパスボックスの中核的な機能であり、クリーンルームの安全性と清浄度を保つために欠かせない装置です。
製品の仕様詳細とサイズ感について
このタイプのパスボックスは、間口700mm、奥行500mm、高さ1500mmのサイズで設計されています。内部の有効寸法は間口500mm、奥行500mm、高さ500mmとなっており、比較的コンパクトながらも十分な収納スペースを確保しています。
サイズ感は設置場所のスペースや運搬する物品の大きさに大きく影響しますので、事前にしっかりと計測しておくことが重要です。特にクリーンルームの入口周辺は限られたスペースの場合も多いため、寸法の把握は必須といえます。
電源はAC200Vで、消費電力は50/60Hzで400Wです。これにより、安定した電力供給が可能で、エアシャワーやインターロック機構などの機能を支えています。
材質は本体が鋼板製でメラミン焼き付け塗装が施されており、耐久性と清掃性を両立しています。通過部の床面はステンレス(SUS304)で作られているため、耐腐食性に優れ、長期間の使用に耐えられる設計です。
これらの仕様を踏まえ、設置環境や使用目的に合わせて最適なパスボックスを選ぶことが求められます。特に、設置後のメンテナンスや清掃のしやすさも考慮すると良いでしょう。
自動運転型パスボックスの特徴と利便性
近年では、自動扉やコンベヤと連動した全自動運転型のパスボックスも製作可能となっています。これにより、手動でのドア開閉や物品の搬送を省力化でき、作業効率が大幅にアップします。
全自動運転型のメリットは以下の通りです。
- 作業者の負担軽減
- 搬送ミスの減少
- クリーンルーム内の空気流入リスクのさらなる低減
自動化により、ドアの開閉タイミングや物品の移動が正確にコントロールされるため、クリーンルームの環境をより安定して維持できます。また、コンベヤと連動することで、物品の搬送がスムーズに行われ、作業の無駄が減ります。
ただし、自動運転型は機械の複雑さが増すため、導入時の打ち合わせやメンテナンス体制の確認が重要です。設置環境に合ったカスタマイズも可能なので、専門業者としっかり相談しながら進めることをおすすめします。

これなら忙しい現場でも効率よく使えそうだね
設置時の注意点と導入前の打ち合わせの重要性
パスボックスの導入にあたっては、設置作業費が別途見積もりとなるため、予算計画には余裕を持つことが大切です。また、仕様決定に際しては必ず事前に打ち合わせが必要となります。これにより、設置場所の環境や使用目的に最適な仕様を決定できます。
打ち合わせでは以下のポイントを確認しましょう。
- 設置場所の寸法や周辺環境の確認
- 電源や配線の状況
- 搬送物のサイズや重量
- 自動運転型の有無や連動機器の仕様
- メンテナンスや清掃の頻度
これらをしっかり共有することで、後からのトラブルや追加費用を防げます。特にクリーンルームの環境に影響を与える設備なので、細かな仕様調整は欠かせません。
設置作業自体も専門的な知識が必要なため、信頼できる業者に依頼することが重要です。作業後の動作確認や取り扱い説明も丁寧に行ってもらいましょう。
エアシャワー機能の役割と効果的な使い方
このタイプのパスボックスにはエアシャワー機能が搭載されています。エアシャワーとは、高圧の空気を噴射して物品表面の塵埃や微粒子を吹き飛ばす装置で、クリーンルーム内への汚染物質の侵入を防ぐ役割があります。
エアシャワー機能を効果的に使うためには、以下のポイントが重要です。
- 物品をパスボックス内に入れたら、エアシャワーを作動させて表面の埃を除去する
- エアシャワーの風量や噴射時間を適切に設定する
- 定期的にエアシャワーのノズルやフィルターを清掃・交換する
これにより、クリーンルームの清浄度を維持しつつ、製品の品質管理にも貢献します。特に微細な粉塵や繊維くずなどが混入しやすい環境では、エアシャワーの活用が効果的です。
また、エアシャワーはパスボックスのインターロック機構と連動していることが多く、ドアの開閉タイミングと連動して作動するため操作も簡単です。

埃がしっかり飛ばせるから安心して使えるね
よくある質問(FAQ)で疑問を解消しよう
パスボックスの導入を検討していると、さまざまな疑問が浮かぶことと思います。ここではよくある質問をまとめてみました。
| 質問 | 回答 |
| 設置にどのくらいのスペースが必要ですか? | 本体の外寸は間口700mm、奥行500mm、高さ1500mmですが、設置場所には周囲の作業スペースも考慮して余裕を持つことをおすすめします。 |
| 電源はどのようなものが必要ですか? | AC200Vの電源が必要で、消費電力は400Wです。設置前に電源環境の確認を行ってください。 |
| 自動運転型はどんなメリットがありますか? | 作業の効率化やミスの減少、クリーンルームへの空気流入リスクの低減が期待できますが、導入時には詳細な打ち合わせが必要です。 |
| メンテナンスはどのくらい必要ですか? | 定期的な清掃やインターロック機構、エアシャワーの点検が必要です。特にフィルター交換は重要です。 |
| 設置費用は含まれていますか? | 設置作業費は別途見積もりとなります。予算計画の際にご注意ください。 |
まとめ:クリーンルーム環境を守るパスボックスの選び方
クリーンルームの環境維持に欠かせないパスボックスは、インターロック機構やエアシャワー機能など、さまざまな工夫が施されています。導入にあたっては、製品の仕様や設置環境をしっかり把握し、専門業者との打ち合わせを丁寧に行うことが成功のカギです。
また、自動運転型のパスボックスを選ぶことで、作業効率の向上や安全性の強化が期待できますが、導入コストやメンテナンス体制も考慮しましょう。サイズや電源、材質などの仕様も重要なポイントです。
これから導入を検討される方は、今回のポイントを参考にして、最適なパスボックスを選んでくださいね。クリーンルームの環境をしっかり守りながら、作業の効率化にもつながる頼もしい存在になるはずです。
